素敵な男性とお付き合いをしてお手当をもらうパパ活。
あまり公には言いにくいこともあり、その世界では様々な隠語が飛び交っています。
その中でもよく使われているものの一つが「大人」という言葉。
一体どんな意味を持つのか、ここで紹介します。
パパ活における「大人」の意味とは？
パパ活で使われることの多い「大人」という言葉は、結論から言うとずばり、性的関係を持つことです。
パパ活をしている男女が子供ではない大人ならではの関係を持つ。
つまり大人の関係になるということから、略して「大人」という隠語が使われるようになったと考えられます。
交渉の場などでよく用いられ、たとえば「大人5」といった使い方がされます。
この場合は「肉体関係ありで5万円」といった意味になります。
慣れている利用者ならば男女ともにこれで通じます。
「大人」の場合のお手当の相場は？
パパ活では基本的に二人だけの関係性になるので、はっきりとした金額のようなものは決められていません。
ただし大体の相場というものはあり、大きくは3万円～10万円程度がその相場です。
この差は、女性の容姿や人気に左右されるもので、容姿的に平凡かそれ以下だと、3万円くらいが最低金額。
そして普通以上ならば5万円程度が相場となるでしょう。
それ以上になると上限はなく、たとえばモデル並の容姿の持ち主ならば、10万円ということもあります。
パパ活で「大人」をすることのメリット
お手当が高い
パパ活における「大人」は、食事やお茶だけのデートよりもかなり多めのお手当をもらうことができます。
またそれほどパパ活で需要のないタイプでも「大人」がオーケーならばそれなりのお手当になることも多く、パパ活で稼ぎたいならば「大人」が必須とも言われるくらいです。
稼ぎたい人には向いています。
すぐにパパと出会える
「大人」のできる女性はパパ活をする男性からの人気も高いです。
当然「大人」アリが可能とわかればマッチングを望む男性も多く、すぐに会うことができます。
それまでなかなかマッチングができなかった女性でも大人ありとすることで付き合えるケースは多く、魅力をプラスさせる要素になり得るのです。
太パパに会いやすい
お手当を高めにくれて、プレゼントや食事などでも気前の良い、いわゆる「太パパ」は、大人を前提としていることが少なくありません。
逆に言えば、大人なしで太パパと付き合うには、それ以外の要素でかなりの魅力が無いと難しいでしょう。
大人ありとすることで太パパに出会える確率は上がります。
パパ活で「大人」をするデメリット
「ヤリ逃げ」されることも
パパ活をする男性は、大人が目的というタイプが非常に多いです。
そのため、大人ありとすれば体だけを目的として近寄ってくる男性も多くいます。
そうした男性の中にはそもそもパパ活をするつもりのない男性もいて、やることをやってしまったあとに逃げてしまう悪質な者もいます。
そうしたターゲットになりやすいのはデメリットと言えます。
参考：パパ活でよくあるやり逃げの手口と４つの対策・対処法を弁護士が徹底解説 | 男女トラブル・男女問題弁護士相談ナビ
妊娠・性病のリスクがある
大人の関係になれば、当然妊娠や性病などのリスクが伴います。
女性にとっては説明するまでもないことですが、妊娠をすればまず産むか、産まないかの選択を迫られることになり、どちらの選択でも困難を伴います。
そして性病には関知が難しいものや命にかかわるものもあり、一生を台無しにしてしまうかもしれません。
参考：梅毒、最多ペースで急拡大 「パパ活も一因」と専門家（共同通信） – Yahoo!ニュース
精神が参ってしまう
パパ活をする上で大人は平気という女性も多くいますが、そうした中でも知らず知らずのうちに精神をすり減らしていってしまっているという事例は多くあります。
本人は割り切っているつもりでも、やはり恋愛関係にない相手と大人をすることに精神的なダメージを受ける人がいても不思議ではないでしょう。
そうして知らず知らずのうちに人生にまで影響してしまう可能性もあります。
パパ活での「大人」をするまでの流れは？
プロフィールを確認
大人は男性側はあえて明記しないことがほとんどですが、女性は例えばそのつもりが無ければ、「健全」など大人拒否を意味する言葉をプロフィール上に記載します。
逆にその気がある場合には、「大人」や「素敵な関係」などといった言葉で匂わせます。
メッセージのやり取りをする
確認した男性が「いいね」やマッチングをしてくるので、問題が無ければメッセージのやり取りをします。
そこで大人ありかどうかの最初の確認。
基本的には拒否かOKか、そしてお手当についても確認します。
顔合わせ
メッセージでやり取りしたことの再確認をします。
また相手を見て、生理的に大丈夫かどうかも確認しましょう。
それで問題が無ければ、パパ活の開始となります。
デートを重ねる
女性側がはじめからOKか、あるいは会ってみてその気になれれば、顔合わせの日から大人ありでも問題ありません。
その際にはplayの内容なども確認しておきましょう。
しばらく付き合ってみてからと感じた場合には、お互いの理解が進むまで数回デートを重ねます。
大人へ
一般的には大人に納得しているならば、2回目からということが多いようです。
なので2回目のデートではそのあたりを意識しておきましょう。
男性側から誘ってくることが多いので、そこでOKか次回に持ち越すかを決めておきます。
大人の関係で注意することは？
不倫の可能性について
パパ活をする男性は既婚であることも多く、もしも大人の関係になれば不倫となり、場合によって相手の家族から慰謝料を請求されてしまうこともあります。
不倫を受け入れるかどうかは自分次第ですが、どういったリスクがあり得るかを考えた上で、相手が既婚者かどうかなどもできれば確認しておきましょう。
また事前に知っておくことで、身バレの危険にお互い協力的になることもできます。
参考：旦那がパパ活をしていたら不倫になる？慰謝料は請求できる？｜ベンナビ離婚（旧：離婚弁護士ナビ）
避妊はきちんとする
男性は避妊を嫌がることもありますが、女性のリスクを考えれば避妊はしっかりと求めておきましょう。
望まぬ妊娠はどちらにとっても不幸になりますし、病気に関しては男性にも女性にも同じリスクがあります。
男性はその場の勢いで押し切れると考えている部分もあり、事実そうなってしまうことも多いので、後悔しないためにも確認はしておいたほうが良いでしょう。
参考：コロナ禍で増加する“パパ活”の実態とは 危険な目にあうリスクも – 貧困や格差のない社会へ – NHK みんなでプラス
プレイ内容を確認する
男性の中には、大人の内容に女性が考えてもいなかったプレイを求める人もいます。
また普段はパートナーに対してできないので、パパ活でそれを解消したいという人もいます。
内容によっては女性側としてはなかなか受け入れがたいものもあるので、どんなことを希望しているのか聞いておきましょう。
具体的には聞きにくい場合には、ノーマルで問題ないかといった確認の方法もあります。
「大人」を断りたい時は？
まず断りやすい方法としては、大人を提案された時に少し驚いてみせることです。
そんなことを考えてもいなかったようにふるまうと、男性の側にも失敗した感覚と後ろめたさが生まれます。
その感情を利用すれば断りやすくなるでしょう。
また完全拒否ではないが、まだ早いという場合には「もう少しお互いのことをよく知ってから」という断り方もあります。
多くの男性は女性に嫌われたいわけではなく、できればお互い納得づくでしたいと考えているため、お願いすれば聞き入れてもらえることが多いです。
参考：【パパ活の上手な断り方】大人（体の関係）を求められた時・条件が合わない時の返し方
「大人」とは、大人の関係になること
パパ活における「大人」とは隠語の一つで、肉体関係を結ぶことを言います。
お茶や食事などに比べて相場は高くなることが多く、パパ活で稼ぎたいと考えている女性にとっては必然とも言われます。
どちらが自分に合っているか、十分に検討してみてくださいね。
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